株式会社興和電設では、毎年年末のご挨拶として
オリジナルデザインの手ぬぐいをお届けしてきました。
この取り組みは、当社創立六十周年をきっかけに始まり、
以来十三年にわたり続く年末の恒例行事となりました。
ここでは、手ぬぐい制作を始めた経緯や、
毎年のデザインに込めた思いをご紹介いたします。
きっかけは一枚のデザインでした。ある年、当社社長の娘が地域のデザインコンテストに干支をテーマとした作品を出品し、見事準グランプリを受賞しました。そのデザインは、ちょうど迎えた創立60周年にふさわしい華やかなものであったため、60周年記念品としてお取引先の皆さまにお配りする手ぬぐいへ採用されることになりました。さらに翌年も再び同じコンテストに挑戦し、今度はグランプリ(最優秀賞)を受賞する快挙を成し遂げます。この社内にとっても大きな喜びとなった2年連続の受賞を契機に、当社オリジナル手ぬぐい制作の伝統が始まりました。
毎年、新しい干支のデザインを形にするには試行錯誤の連続です。当社ではオリジナルデザインを手がけるデザイナーと密に協議し、その年ならではのイメージを手ぬぐいに表現しています。干支という伝統的なモチーフを毎回新鮮に描くことは容易ではありませんが、テーマや配色、構図に創意工夫を凝らし、試作品を重ねることで完成度を高めてきました。その過程では苦労もありますが、手ぬぐいを毎年楽しみにしてくださるお客さまから「今年も素敵な手ぬぐいですね!」というお声をいただくたびに、努力が報われた思いがいたします。
2025年で、このオリジナル手ぬぐい制作は12年目を迎え、十二支すべてのデザインが揃いました。最初の手ぬぐいに描かれた干支から、実に様々な動物たちが年末の手ぬぐいを彩ってきました。それぞれの年の手ぬぐいを振り返るとデザインの移り変わりとともに当社の歩みも重なり、たいへん感慨深い思いです。初めて手ぬぐいを作った当時は、これほど多くの方々にこの取り組みを楽しみにしていただけるようになるとは想像もしておりませんでした。
2014年から始まったオリジナル手ぬぐい制作は、13枚目となる2026年の作品をもって一区切りを迎えます。これまで手ぬぐいを手に取ってくださった皆さま、楽しみにしてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。13枚の手ぬぐいそれぞれに込めた想いとともに、興和電設の歩みのひとつとして、これからも大切に残してまいります。
Profile
アーティストプロフィール
盛岡生まれ 名古屋造形大学卒
イラストレーター
日本古来より使われてきたてぬぐいを
縁起の良い古典模様とモダンなモチーフを組み合わせて
現代でも使いやすいようにデザインしました
柔らかな生地に注染という伝統的な技法で職人が手染めしており、
使い込むほど風合いがまします
日本古来より使われてきたてぬぐいを縁起の良い古典模様とモダンなモチーフを組み合わせて
現代でも使いやすいようにデザインしました
柔らかな生地に注染という伝統的な技法で職人が手染めしており、使い込むほど風合いがまします
MAIL: karasunoyasiro@gmail.com
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